インナーチャイルドヒーリング④

inner child4 ‣ヒーラーへの道:Becoming a Healer

私が勧めたのもありますが、いつも来てくれていた常連さん達が、少しずつセッションメニューをインナーチャイルドに変更してヒーリングを受けてくれるようになっていきました。

未来に期待し、変わることを願い、良くなっていくことを信じて月に一度来てくれている人たちがいる一方で、私はこのヒーリングを行うことによって、私自身も受けてくれているお客さんたちも

このヒーリングが何を意味するのか?
心は本当はどこに行きたいのか?(自分はどうしたいのか?)
潜在意識の意味するもの、強いては魂が意味するものは何なのか?

そんなものは漠然としか見えて無かったのでした。

スピリチュアルでいわれる

「インナーチャイルドを癒せば物事は変わる。」

確かにそれはいえると思います。

しかしヒーリングを重ねていくうちに、インナーチャイルドだけを癒せば良いのか?という新たな問題が出てきたのです。

前回も書いた通り、インナーチャイルドを癒せど癒せど次から次へと傷が出てきます。

回数を重ねて気づいたのは、目の前にある傷(トラウマや負の感情)をいくら癒してもキリがない。

目の前にある傷のもっと奥深くにある大きな傷を何とかしないと意味がないということに私は気づいたのでした。

元々幼少期に負った傷が、年月と共に成長を重ね、思っている以上に深い傷になってしまっているのです。

なので目の前にある傷を幾ら癒しても、奥にある深い傷はずっと疼いて痛いままなのです。

下手すると深い傷は膿んでいる様な状態で、それが表(意識下)に出てくるとおかしな行動や言動となって人間関係などの問題になっていることに私は気づいたのでした。

そして深い傷は様々な種類があり、私はお客さんに合わせて一つ一つ傷を癒していくことにしたのでした。