カルマの謎⑯:魂の想い

thought ‣輪廻転生:Circle of transmigration

前回書いたように魂に何かしら想いがあって転生を繰り返している場合は、転生している途中で何かしらの出来事が起こり、その中で果たせなかった無念さから出来たものになります。

そしてその無念さには、後悔、悔しさ、悲しさ、辛さ、苦しみ、寂しさ、孤独さなどの愛にまつわるネガティブな感情がいつも魂の中にあるのです。

あるクライアントさんのカルマを解消した時に見えた光景が、まさに愛が欲しいが為に転生を繰り返している魂の人生でした。

見えてきた魂の記憶は、お城の地下室で1人黙々と薪を割っている男の子でした。

「なんで1人で薪を割っているの?」と聞くと

「この薪を割り終えたら、お母さんに会えるから」と答えるのでした。

「そのお母さんはどこにいるの」と聞くと

「このお城の上」と答えます。

彼の母親はこのお城の城主なのに自分の息子を嫌い、子供の愛情を上手く利用して薪を割らせ、薪割りが終わらないと自分とは会えないと言っていたのです。

しかし薪は減るどころか、次から次へと持ってこられるので一向に減ることはなく、長い間母親とは会えていないと彼は言うのでした。

上記のカルマを解消した後も、なぜかしらクライアントさんは「母親から嫌われている人生は何度もある感じがする」と言います。

詳しく見てみると、クライアントさんの魂は、愛してくれる母親を求めて何度も転生していたのでした。

しかしいつも自分を嫌う母親と似たタイプの母親を選んでしまうので、結局毎回「母親に愛されずに終わる」という結末を迎えて転生を繰り返していたのです。

そんなクライアントさんの母親は、クライアントさん自身を見て愛してくれるタイプの母親ではなく、自分が愛されたいタイプの人なので、いつもクライアントさんは母親に愛されるために母親の言う事を聞いて良い子を演じていたのでした。

なので自分の過去世をみたクライアントさんは、「アホやな私。」と言って泣いていましたが、他の事例を見てみても愛が欲しい相手と同じようなエネルギーを持っている人に引き寄せられていくという事は多々あるのです。

また今現在の人生においても、恋愛などにおいて自分の親と似ているエネルギーの人と仲良くなったりするという事があるように、魂においても同じことが言えるのだと思います。

そう考えると魂は「愛を求めて転生している」と言えるのかもしれません。