ヒーリングをしているとつくづく「人間はこんなにも傷つく事(否定される事)が恐いのだな」と思う事が多々あります。
ヒーリングで傷つく事への怖さや嫌さ、不安感などは解放していくのですが、一度で解放しきれる人はほぼいません。
大抵の人が段階を経つつ、傷つく事への怖さを解放していきます。
ただ言えるのは傷つくことへの恐さを解放したからと言って、傷つくことが平気になるわけではないです。
でも傷つくことへの恐さを減らさないと、恐さがあるせいで自分自身ではなく他人のことばかり見るからです。
これが他人軸になる原因なのです。
なので自分軸に戻すために、傷つくことへの恐さをヒーリングで解放していくのです。
他人軸になる恐怖心の原因は孤独感、寂しさからくるものです。
誰も助けてくれない、守ってくれない、気づいてくれない・・・
という孤独感、人に対する不信感からくるのです。
不信感の大きさは周りにいた大人、特に親に対して自分の気持ち(本音)を素直に出すと怒られたり、否定された人ほど大きくなります。
人は傷つけられることが怖くなると、他者の顔色や言動などばかり気にするようになるのです。
他者の顔色や言動を見て行動しているからと言って傷ついてない訳ではないのです。
大きな傷ではないので気づいてませんが、心には擦り傷や切り傷がいっぱい出来ているのです。
そして気づけば心の色々な所から血が出ている状態になっているのです。
本来ならばかすり傷は切り傷が浅いうちに心の傷を手当しなければならないのですが、傷つけられる恐さが先行している人たちは他者ばかりを見ていて自分の心の傷に気づきません。
そして時間が経つにつれて心の傷は大きな傷となり、気づいた時には心や体に不調として現れてしまうのです。