Aさんには課金を止めようかという話をした時に、「出来たら携帯代の内訳をキチンと把握した方が良いよ」という話もしていたのです。
ゲームに課金をしているとはいえ、さすがに毎月２万円掛かっているのは多いと感じたからです。
とりあえずAさんは暇つぶし課金を止める提案をした後にゲームに課金するのを止めたようでした。
ただ携帯代の内訳を把握する事は、話をしてからも半年以上は確認することは無かったのです。
そんな月日が経ったある日のセッションで、突然Aさんが「アプリの整理がてら携帯代の内訳を確認しました。」と言ったのです。
私は驚きつつ「あっ、確認したんや！」と嬉しく言ったのを覚えています。
スマホの中に使ってない要らないアプリがいっぱいあって、削除していくついでにちょっとやる気になって携帯の内訳も確認したらしいのです。
そして確認した結果、「昔のガラゲー時代に月々払っていた着メロ音楽をダウンロードするサブスク代（￥３００）がまだ引き落とされていた」という衝撃の事実が発覚したそうです。
他にも色々と月々課金していたアプリがあったようで、Aさん自身も「いつ入れたかも忘れていたようなアプリが出てきてビックリした！」と言っていました。
Aさんは確認したことでスマホ代が節約できたことが嬉しかったのか、そこから少しずつお金の管理が出来るようになっていったのでした。
