インナーチャイルドとインナーハート

Inner Child and Inner Heart ‣心:Heart

インナーチャイルドは「自分の心の中に住んでいる子どもの自分」子ども時代の記憶や心のあり方を意味します。

文字通り受け取るのであれば、インナーチャイルドという言葉には、心の中にネガティブな子供もいればポジティブな子供もいるということになります。

しかし今現在の日本においては、子供の頃に自分自身の気持ちが傷ついてしまったことをきっかけに、本当の自分を隠して何かの役割を演じ続けてしまう子供のことをインナーチャイルドと呼んでいます。

そしてインナーチャイルドヒーリング(セラピー)は、子供の頃に傷ついてしまった気持ちを様々な方法で癒すことで、気持ちが楽にしたり前向きになれたりするようにするヒーリングです。

インナーハートは「本来の自分・本当の自分」のことを指し、心理学用語でいうワンダーチャイルドの事を意味しています。

インナーチャイルドという言葉はよく聞いたり目にすると思いますが、ワンダーチャイルドという言葉は聞きなれない方は大勢いると思います。

ワンダーチャイルドとは、生まれながらの純真で自由な子供の心で感情表現ができ、快活で明るく生き生きとした創造的な心のことです。

きっとこれを読んでいる方は、インナーチャイルドを癒せばワンダーチャイルドが自ずと出てくると思う方もいるかもしれません。

しかしそんな単純なものではないのです。

インナーチャイルドが負っている傷は、大小合わせてどれだけあるのか?という話です。

想像しただけでも恐ろしい数になります。

そして幼少期から思春期までと考えても10年~15年、日々傷ついてきたインナーチャイルドは傷と共に様々な負の感情を滞留させていきます。

負の感情は成長と共に層になり、インナーチャイルドとはまた別の想念が実は出来上がっているのです。

私はインナーハートヒーリングを初めて10年以上、その間にヒーリングした事例は8000人を超えます。

これは長い間、お客さんと共に一緒に心をヒーリングしていったからこそ分かったことです。

これだけのヒーリングして感じているのが、この想念を解消しないといくらインナーチャイルドを癒しても本来の自分を取り戻すことは出来ないということなのです。

なので私はインナーチャイルドヒーリングではなく、インナーハートヒーリングという名前でヒーリングを行っているのです。

本来の自分を取り戻してもらうために。