カルマの謎⑤:魂の謎

Mystery of the Soul ‣輪廻転生:Circle of transmigration

前回書いたように、基本魂そのものに転生するモノを選ぶ権利はないと私は考えています。

なぜならクライアントの過去世のカルマを辿って行く中で、生まれたくなかった魂もあるからです。

世界的にどうかは分かりませんが、日本のスピリチュアル界では「子供は親を選んで生まれてくる」と言われています。

実際に小さな子供に生まれてくる前の記憶が残っているか?などの質問をして、その記憶などからそう考えられるようになったようです。

しかし以前にも書いたことがありますが、果たして本当に子供は皆な自ら親を選んで生まれてきているのでしょうか?

私は何事においても懐疑的な考えを持つ人間なので、生まれる前の記憶を親などに質問されて答えれる子供は恵まれた家庭に育っている子供だと考えます。

なぜなら毒親と呼ばれる親の子供は、そんな質問すらされないだろうと思うからです。

ましてや研究や論文に協力しようとする親子となると、親がスピリチュアル好きな親だと考えますが、子供を否定したりないがしろにはしない家庭だと思うからです。

逆に私が過去世のカルマを解消している人たちは全員大人です。

育った環境の中で心に様々な形で傷を負い、生きてきた人たちです。

そんな人たちからしたら本当に自分は親を選んで生まれてきているのか?という疑問がいつもあるのです。

子供のように純粋ではないですが、変な想像も妄想も出来ない環境で育った現実的な大人たちです。

現実的な人たちだからこそ、自分の魂を繋がり出てきたイメージに私は嘘はないと思っています。

なぜなら解消しているカルマの内容は創作するにはあまりにも現実離れしていたり、思いつきもしないような内容だからです。

そして信じるに足りると一番思うのは、過去世のカルマを全て解消した時に魂の行きつく先は違えど、皆さんのイメージの見え方が似ているからです。

ちなみにクライアントさん同士は、ほとんどが知り合いではないので話を合わせるなどの事は出来ません。

また知り合い同士でも結果は必ず違うのを私は分かっているので、話を合わせるという事も出来ないのです。

というか、お金払って嘘つく必要なんてそもそも無いって話です。

そんなクライアントさんたちと一緒に「カルマを解消したら日常がどう変わるか」という心と魂の繋がりの変化を見ていくことにしたのです。